損傷箇所をチェック

お車の損傷具合を確認して凹み等の状態により鈑金工程を決めます。

凹み等の叩き出し

表面からのアプローチが可能であった場合は、専用工具を使って叩き成形していきます。叩き出せない場合は、ピンやワッシャーなどを溶接固定し，引き出しながら成形していきます。

鈑金作業で伸びた外装板の「絞り」と「研磨」

金属は衝撃を与えると歪みが生ずる場合があります。その歪みを加熱冷却を繰り返して修復することを「絞り」と言います。加熱冷却の跡を滑らかにするために「研磨」を行います。研磨後にパテ付けで形状修復します。次はいよいよ塗装工程です。

キズやほこりの確認

塗装面にキズやほこりがある場合，研磨作業を行い、塗膜を更にコーティングし、再び研磨します。

下地の塗布・乾燥、下地の研磨

下地を塗るためマスキングをします。その後、下地表面の油を取る「脱脂」をします。下地を塗り重ね表面にキズや歪みがないかを再度確認し表面を乾燥させます。

マスキング

塗料がよく密着するために下地面を更に研磨します。再度マスキングして、いよいよ塗装作業です。

塗装作業の実施

塗料を複数回塗り重ね本来の色へと近づけます。乾燥させ最後に「クリア塗装」をします。

仕上げ

いよいよ仕上げです。塗装面を冷却、再びマスキングします。塗装面の埃などを取り除き、専用塗料で研磨目を消したあと全体を磨きます。最後に仕上げ用のスポンジで塗装面を仕上げ磨きします。お車は鏡のような光沢となり洗車して完成です。